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月刊「謎界隈」2022年4月号

こんばんは。ナゴマです。

新年度が始まって何かと忙しくなる季節ですが、何とか今月も刊行することができました。

ということで今月も、謎解き界隈(付近)で流行った知的エンタメ・ゲームなどのコンテンツを一気にまとめていきたいと思います。

幻覚だ

先月号(3月の流行まとめ)はこちら

それではレッツゴー

この記事は、主にTwitterに投稿されたツイートを引用する形で作成しているものです。
そのため、ツイートやアカウントの削除・非公開アカウントへの設定変更などによって元ツイートを見ることができなくなっている場合があります。
ご理解よろしくお願いします。

今月のオススメWeb謎

このコーナーでは、今月公開されたWeb謎・LINE謎のうち、話題になっていたもの、編集者が特に面白いと思ったものを紹介していきます。
遊びたいと思った時に遊べるのがWeb謎の強みですので、気になったものがあったら是非プレイしてみてください。

※掲載順=公開順になっています。

モノクロからの脱出

  • ブラウザゲーム型
  • 中級者~上級者向け

ENIG-ROIDのネロ(@neLoridd1e)さん(編集者の同期)によるWeb謎です。
ゲームアツマールで、いわゆるWeb脱出ゲームのような形でプレイするタイプのもの。
難易度は少し高めではありますが、最初から最後まで飽きずに楽しめる作品に仕上がっていると思います。
個人的にめっちゃ好き。

まるなぞ

  • LINE謎
  • 初心者~中級者向け

謎解き制作団体のTryAngle(@tryangle_nazo)さんによるLINE謎です。
タイトル通りのコンセプトで統一感がある楽しい謎です。
システムも作り込まれており、初心者の方でもストレスなく最後まで解くことができるかと思います。

TryAngleさんは他にも「さんかくなぞ」「しかくなぞ」という、ある種のシリーズのようなLINE謎を制作されているので、興味のある方は是非。

THE NUMBERS

  • サイト型
  • 中級者向け
https://twitter.com/125Dal/status/1514619500796133377?s=20&t=J2fve8Pi2wrp3qL7oiyw0g

だある。(@125Dal)さんによるPC専用のWeb謎です。
サイトの作りが非常にしっかりとしていて、レイアウトも見やすく、いつでも中断・再開できるという親切設計。
BGMを含めたデザインもオシャレで、コンセプトのしっかりとした謎も純粋に面白いです。
ひとつのゲームとしての完成度に目を見張る作品となっています。

OVERDOSE

  • LINE謎
  • 上級者向け?(文脈メタあり)

ENIG-ROIDのk5(@j_l4_6)さんによるLINE謎です(編集者の2個上の先輩)。
ネタバレは解禁どころか推奨されていますが、如何とも言い難いのでまずは一回プレイしてみてください。
そしてその後、こちらのnoteを読むことをオススメします。

他にも遊べる謎は色々

個人的なオススメWeb謎を紹介していきました。
あくまで個人的なオススメであり、他にも様々な謎解きゲームが公開されています。

しゑひ(@shiwehi)さんのブログ「私営謎屋敷」にて、公開されたこの世のWeb謎のほとんどがまとめられています。
もっと遊びたいという方はこちらもチェック。

今月の流行コンテンツ総まとめ

このコーナーでは、今月のタイムラインで頻繁に見かけたコンテンツ・話題全般を紹介します。

謎解きサークル新歓コンテンツ

4月!新生活!新学期!ということで、あちこちの大学にある謎解きサークルが新歓イベントを行っていたようです。

多くはオンライン・対面での謎解き紹介イベントという形ですが、中には一般向けに公開されたコンテンツもいくつかあります。

例えば東京大学のAnotherVision(@Another_Vision_)さんは「Solve Me」というLINE謎を公開しています。

新歓といいながらも、ちょっとエキスパート要素の強いメタな感じの謎に仕上がっています。

また、東京工業大学のC-lock-row(@C_lock_row)さんは、新歓LINE謎を4つも公開したようです。

4つとも、制作者の個性がかなり強く発揮されている謎だと思います。

謎解きサークルというのは多数の大学に存在しています。
中にはインカレ(所属大学を問わずに入れるサークル)であるものもありますので、新大学生の方で謎解きに興味があるという人はお近くの団体を探してみるのもいいんじゃないでしょうか。

#いいねされた数だけ自作の謎を振り返る

続いてはこちら、Twitterのハッシュタグです。
「いいねされた数だけ~をする」と言った企画はTwitterで頻繁に見かけるものですが、こちらはそれの謎解きクリエイターバージョン。

こちらから検索できます。

ハッシュタグ自体は前からあったものですが、4月の中旬ごろから再びプチブームが発生したようで、主にTwitterに謎を投稿している方々の間で作品の振り返りイベントのような企画が行われていました。

ツイートを辿れば制作者イチオシの作品が鑑賞できるかも。

hiddle16

hiddle16」は、準謎制作団体のteaparty(teaparty_COOH)さんによって開催されたイベント、およびその形式です。

4×4のタイルで隠された謎の画像が提示され、二人の挑戦者が1枚ずつタイルを消していき、先に分かった方が勝ち……というルールの対戦謎解きです。
Twitterのスペース(通話機能)で開催されていたようで、企画自体は既に終了しています(編集者もリアルタイムで見ていたわけではない)が、ツイートでログが残されているので、なんとなく雰囲気が分かるかと思います。

リアルタイムで進むバトルゲームですので、人・時間・問題などが揃わないと開催は難しいかと思うのですが、「面白そう」「やってみたい」と思えるフォーマットであり、今後もどこかしらでこの形式が出題されるのではないかと思っています。

ルーク語

次に紹介するのは「ルーク語」です。
発端はダブリング(@saikoro2357)さんのこのツイート。

簡単に説明しますと、五十音表の上を縦横に、将棋の飛車のように動いた時に止まるマスを順に読んでできる単語、ということ。
突っ込んだ構造の話をするなら、単語の中の隣り合う二つの文字の子音または母音が共通している単語……ということになります(「ん」だけちょっと違うけど)。

例を挙げるなら「タックス」「三角数」とか。
「ルーク語」自体もルーク語ですね。

ルーク語を探す手助けになるツールも生まれ、ルーク語探しはどんどんエスカレート。

翌日にはパングラム(いろは歌のように、五十音全てを過不足なく使った文章のこと)が飛び出しました。

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