【ネタバレなし】2日で謎解きイベント7連戦しました【ファドラ・魔法都市・注文の多い料理店2・雪山・アルジーヌ・もしドバ・LockOpener2】
どうも、ナゴマです。
以前の記事でもお伝えした通り私はそこまで謎解き公演に積極的に参加する方ではないのですが、この前2日かけて謎解き公演をハシゴしてきました。
というわけで今回はその感想記事です。
ただ、もちろん全公演ネタバレ厳禁・ネタバレにならない感想は大歓迎のスタイルなので、基本的には公式ホームページに書いてある内容をまとめて相槌と感想を打つ形になります。
いつもみたいにシステムとか謎解き論とかについて語っちゃうと全部ネタバレになるので。
気を付けてはいますが、何かまずいことを言ってたらこっそり教えてください。
では参ります。
飛行船ファドラと幻の宝(Far&Near)
[blogcard url="https://t.livepocket.jp/e/farnear_fadra"]
【公演情報】
形式:ホール型(大会場に複数チーム)
人数:1チーム5人
所要時間:公演60分、解説含め約100~120分
今回のハシゴの主目的がこのファドラ。
謎解きイベント制作団体のFar&Nearさんと謎制作ユニットのHydraさんのコラボコンテンツです。
以前挑戦したHydraさんのMONSTER_hydraがすごく面白かったのでかなり期待して臨みました。
このイベントのポイントは、公演の成功・失敗とは別に踏破率システムが存在することです。
謎が100問出題され、何問解けるか、という楽しみ方ができるわけ。
今回はそれなりに謎解き上級者でチームを組んでいたので、当然目標は100%制覇。
メンバーの先輩方が殺意殺意言ってて怖かった
そして結果は……
やったぁ
見事100%を達成しました。
100問の謎ひとつひとつが妥協なく骨のある作りになっていたのでそれを解いているだけでも面白く、期待していた以上に楽しい公演でした。
直前にチームで立てた攻略作戦がピッタリハマり、クリアタイムも相当速いものになりました。
このように「謎が大量に出題される」ということを事前情報の段階から売りにしている公演には何度か行ったことがありますが、このファドラはその中でもストレスが少なく、ダイレクトに謎の面白さを浴びることができたと思います。
ちなみに私の謎ログの記録の中で初の☆9です。
崩壊する魔法都市からの生還(Tumbleweed)
[blogcard url="https://www.tumbleweed.jp/mahoutoshi"]
【公演情報】
会場:謎解きcafeスイッチ
形式:ホール型(大会場に複数チーム)
人数:1チーム最大4人
所要時間:公演60分、解説含め100~110分
続いてはタンブルウィードさんの「崩壊する魔法都市からの生還」です。
悪の神官に攻撃されている王国を救うために王女を助けるというストーリー。
公式ホームページいわく「タンブルウィード初となるシリーズ作品」だそうで、壮大な世界観が描かれていました。
「謎解き」というエンタメをベースとしていながらも、しっかりとファンタジーの世界で冒険することができて楽しかったです。
また、この公演では初めて「初対面の人と一緒に謎を解く」ということをしました。
人見知りなので相当不安だったのですが、相手の方もやはり謎を解きに来ている方なので話は合いましたし、スムーズにコミュニケーションをとることができたと思います。
良かった良かった
謎解き、良いコミュニケーションツールだな……
ありがとうございました。
注文の多い料理店からの脱出2(よだかのレコード)
[blogcard url="https://www.yodaka.info/event/1912chumon2″]
【公演情報】
会場:ドラマチックルーム
形式:ホール型(大会場に複数チーム)
人数:1チーム5人
公演時間:公演60分、解説含め120分
1日目の最後に向かったのがよだかのレコードさんの「注文の多い料理店からの脱出2」です。
よだかさんの公演に参加するのはこれが初めてでした。
いきなり「2」だぜ
宮沢賢治の小説「注文の多い料理店」をモチーフにした謎解きイベントです。
私は結構原作を読んでいた人なので、ゲームの要所要所に「あったあった」という感じのモチーフがみられて面白かったですね。
公式サイトに書かれているようにマスキングテープが鍵になるなど、今まで私が参加した公演では見たことがないようなタイプのギミックが多いゲームで、独特の雰囲気の中楽しむことができました。
司会の方の語り口もマッチしてた。
先輩方いわく「よだからしい公演」だそうです。
他の公演も色々体験してみたいな……と思わせてくれる。
閉ざされた雪山からの脱出(SCRAP)
[blogcard url="https://realdgame.jp/yukiyama/"]
【公演情報】
会場:東京ミステリーサーカス
形式:ホール型(大会場に複数チーム)
人数:1チーム最大4人
公演時間:公演60分、解説含め100分
お次はSCRAPさんの「閉ざされた雪山からの脱出」です。
ナゾアワードでも話題になっていたのでかなり気になっていた公演。
前情報をあまり仕入れずに行ったのですが、会場に入った時点でかなりの衝撃を受けました。
こんなことができるのか……
会場の装飾やアイテムひとつひとつにリアリティがあり、まさに「リアル」な「脱出ゲーム」という感じ。
昔やってたキッズ@niftyの脱出ゲームを思い出した
さすがはSCRAPという印象を受けました。
3人チームで挑んだのですが、本当に雪山にやって来たような気分で終始ワイワイやることができました。
スキー行きてぇ~
こういう公演も作ってみたいけど、学生団体だと厳しいのかな……
アルジーヌ 知恵の女王と死のゲーム(Tumbleweed)
[blogcard url="https://www.tumbleweed.jp/argine"]
【公演情報】
会場:タンブルウィードナゾベース
形式:ホール型(大会場に複数チーム)
人数:1チーム最大4人
公演時間:公演60分、解説含め100~110分
再びタンブルウィードに戻ってきましてアルジーヌです。
デスゲームのような設定ながらも、トランプがモチーフになった特有のお洒落さが個性的な公演。
王国の騎士となって女王たちと対決します。
等身大の自分が騎士となるので、本当に死のゲームの参加者になった気分で謎を解くことができるイベントでした。
こういう雰囲気の作品は、積極的に参加したり創作したりすることがあまりなかったので新鮮な体験でしたね。
「勝負に勝つ」方法を探りに行くのでものすごく頭を使いました。
また、ここまですべての公演に共通することなのですが、キャストの方が本当に役に入り込まれていてしっかりと世界を生み出してくれています。
エンターテインメントとしての完成度がすごく高いな、と感じました。
こりゃ地方展開できないわけだ
もしも江戸幕府が21世紀になってもまだ続いていて、なおかつ謎解きが大流行していたとしたら!?(Tumbleweed)
[blogcard url="https://www.tumbleweed.jp/moshidoba"]
【公演情報】
会場:ヒラメカ下北沢
形式:1部屋を1チームで貸し切り
人数:1チーム最大6人
公演時間:公演最大60分、解説含め110分
続いてはこちら。
タンブルウィードの「もしも江戸幕府が21世紀になってもまだ続いていて、なおかつ謎解きが大流行していたとしたら!?」、通称もしドバです。
長い。
長い長いタイトルからも分かる通り、相当奇天烈でむちゃくちゃな設定の中でワイワイやる面白可笑しい公演です。
めちゃくちゃ楽しいです。
最初から最後までずっと笑ってました。
こちらもスタッフさんの本気を見ることができます。
今回のハシゴで参加した公演の中で、一番「こんな感じのイベント作ってみてえ……」となったのはこの公演かもしれない。
しかしタンブルの公演の幅は広いな……
LockOpener2(Tumbleweed)
[blogcard url="https://www.tumbleweed.jp/lockopener2two2″]
【公演情報】
会場:ヒラメカ下北沢
形式:1部屋を1チームで貸し切り
人数:1チーム最大6人
公演時間:公演最大60分、解説含め80~90分
7連戦の最後はこちら。
先ほどのもしドバと同じくヒラメカ下北沢で参加した「LockOpener2」です。
この公演はLockOpener認定試験を受けに来たという設定で行われるので、小細工なしで正面から謎がぶつけられます。
そして制限時間に追われながらひたすら鍵を開けていく……白熱する公演です。
この公演、本来は6人で挑むことを想定されているのですが、私が参加した回は自分含めてハシゴ仲間3人だけ、という状況でした。
人数が半減すると当然手数や探索力も半分になるので相当厳しくなるはずなのですが、非常にテンポよく進んだのでそれなりの時間を残してクリアすることができました。
自分以外の2人が国内最強クラスの人たちだったおかげなんですが
人数が少ないと一人が享受できる謎の量が多くなるので個人的には少人数チャレンジの方が好きかもしれませんね……
脱出できなかったら元も子もないけど。
ということで、七者七様の公演に参加してきました。
個人的な好みはありますが(この中だとファドラやLockOpener2が好き)、全ての公演がそれぞれ際立った個性を持っていて面白かったですし、感心する場面や驚嘆する場面も多々ありました。
リアルな謎解き公演に関してはほぼ初心者なのですが、思っていた以上に色々な遊びができるというのを知ることができたのが大きな収穫です。
今後の創作活動や謎解きプレイヤーとしての活動に活かしていきたい。
ではまた。