2022年3月23日にTwitterで出題した謎の解説・出題意図
こちらの謎の解説記事になります。
(今回は「ナゴ謎」のハッシュタグを付けずに投稿してますが、便宜上ブログ記事にはタグを付けています。)
解答・解説
上の画像のように、虹の7色(赤橙黄緑青藍紫)と「rainbow」の7文字が対応しています。
これをもとに当てはめていくと、「a」がアンサーを示す略号になり、「w」が上下反転して「m」になるので、答えは『bromine(臭素)』となります。
想定した解き方は、
- 虹の7色に気付く。
- アンサーの「a」に気付く。
- 2番目の橙が「a」というところから、「rainbow」に対応しているものと推測する。
- 埋めると「bromine」が出て、実在する単語になるのでファイナルアンサー。
です。結構エキスパート的な解き方を要求するものではありますが、リアクションを見る限りだと解き慣れた人たちにとっては簡単だったようです。
まあベタではありますからね……
出題意図
謎解きイベント向けの小謎を作っていたんですが、「bromine」があまりにも単語のレベルが高くて一般向けには出題しづらいということでボツになりました。
「臭素」ですら一般的ではないのに、その英語表記ですからね……
ちなみに臭素の化合物自体は意外と身近な存在で、温泉の殺菌に使われてたりします。あと、昔は写真を撮るのに利用されており、「ブロマイド」の語源でもあります。
Twitterで出題する分にはbromineでも良かろうと思ったんですが、それでもやっぱり答えが出てからなんじゃそれと思われるのは嫌だったので、タイトルを「偉ぇ面子のエレメンツ」にすることで元素の英語名が出てきてもまあまあ納得できるようにしたつもりです。
あと「解神ラウンド ナゴマセット」というテイなのは最近の解神の話題に乗っかったからですが、他にもちょっとだけ理由があります。
「rainbow」の並び替えだと分かった後、そこから目で解こうとするとただ面倒な作業になってしまいます。
しかし、「解神ラウンド」ならばペンで書きこんで解けるので、答えを導くまでがスムーズになるというわけです。
(「解神」って何……?という方はこちら)
とはいえ、先述の単語レベルの問題があるため、この問題をそのまま解神で出題することはできません。
ですので、「『もし自分が解神ラウンドの問題を作ったら……』という設定でTwitterで出題する」のが最適だと判断しました。
そもそも解神は白黒印刷だからこの問題は出せない?そっか……
反省
解説画像を作ってて思ったのですが、唯一の表出文字である「e」を小文字にしてしまったせいで、普通大文字で書かれるアンサーの「A」も小文字になってしまいました。
大文字にしときゃよかったな……
解説画像を作ってから粗に気付くというのはよくあるので、今後はできるだけその辺のケアをしてから出題できるようにしていきたいです。
面倒だからついカットしちゃうんだけどね……