#ナゴ謎(2021/08/04)出題 解答・解説
Twitterで出題したこちらの謎の解説記事になります。
短めの記事にはなりますけどまあ今後も解説等はここでやろうかなと思っています。
自由に動かせるサイトがあるとすごく便利
解説
赤で書かれた文字と青で書かれた文字が重なっており、重なっている部分は紫で表示されています。
赤を読むと「椛(もみじ)」、青を読むと「糀(こうじ)」なので答えは青のⓐ、赤のⓐ、両者共通のⓒを順に読んで『こもじ』となります。
伏字が英語の小文字になってるのがチャームポイント。
要求される知識レベルが高くないか?
「椛」は漢検準一級、「糀」は漢検一級相当なので相当レベルが高いと思います。
そもそも難読漢字の勉強をしてる最中に思いついた小ネタなので……
ただ私は「(Twitterで出題している一枚謎に関しては)検索は当然の権利」というスタイルで謎を制作するので知識レベルに上限は設けないスタンスです。
こういう問題は知っていればドヤ顔できますし、知らなくても勉強になるのでオールオッケーじゃないかなと楽観的に考えています。
これは謎解きか?
さてこの問題、「謎解きに分類してええんか……?」という疑問がよぎります。
以前の記事では「謎解きはルールが不明瞭でありそれを推測しながら解くもの」という定義を紹介しました。
それを軸に考えると、この読み仮名を埋めるだけの問題は「謎」に分類できるのか?という疑問が生じます。
まあ「謎」って呼ぶ人がいるなら謎で良いんだけど
とはいえ、この問題の基本ギミックは「赤+青=紫」の部分で、別々に見るとそれぞれで成立している……というのが面白みであり、閃きポイントであり、推測すべきルールなのでしょう。
これに閃き要素を覚えない人(こなれた人だと結構多いと思いますが)は、おそらく 「赤+青=紫」 のベタを知り過ぎているためにもはや当然のルールとして消化しているのでしょう。
僕もそうです
ベタ謎についてはこちら
まあこの型は結構便利で色々なバリエーションがあって面白いので謎解きじゃないと糾弾される対象にはあんまりならないとは思いますが、制作者としては何かそれ以外にもポイントのある謎を作りたいなと思うところです。
今回は「小文字」のシャレでお茶を濁しています。
ではまた。