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映画が苦手な僕が軽微なネタバレに救われながらサマーウォーズをよろしくお願いした話

おはようございます。

今日の記事は謎解きとは直接関係のない雑記・自分語り系の記事になります。
たまにはこういうのも書かせてね

映画やドラマを見るのがものすごく苦手

突然ですが、私は映画やドラマ、アニメなどで物語を視聴するのがとても苦手です。
具体的にいうと、緊迫したシーンが何分も続いたり不安になるような演出がなされたりするシーンを見ると苦しくなってしまう。
作品を通して描かれる人間関係や感情の変化みたいなものを享受するのも苦手。
そもそも「視聴する」という行為を通して何らかの世界に飛び込むのが苦手。
結末が分からない物語の前に座らされるのが苦手。

この「苦手」の感情は幼い頃からずっとあったものではなく、あるタイミングで急に生まれたものです。
だからその時期以前は普通に映画もドラマも視聴していました。
バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作は大好き。
ドラマだと謎解きはディナーのあとでとか鍵のかかった部屋とかよく見てた。

物語全般が苦手なんだったらゲームや小説はどうなの?と質問されそうですが、これらに対しては比較的苦手意識が小さいです。
ゲームは自分=主人公となって物語を進めていくことが多いので物語の因果的な部分に対して「自分が選択した」という責任を持つことができますし、失敗してもやり直しができるからわりととっつきやすいのかな、と思っています。
ノベルゲー的なものはあんまりやったことないけどそういうタイプのは苦手そう。
小説は「結末が先のページにすでに提示されている」ということが安心感になっているのかなと思います。
だから結構後のページを先に読んでから普通に読み進めるということをしてしまう。
上条当麻まだ生きてるなよしよし、みたいな。
要は見えない結末に向かって黙って進んでいくことが苦手なんでしょうな。
人生は黙って進んでいくものではないので楽しんでますよ

あと、一度見た映画・ドラマは無限に観れます。
バック・トゥ・ザ・フューチャー再放送は毎度楽しみに観てるし。
結末が分かってるからでしょうな。

きらら系のアニメとか短編ラブコメとか馬鹿っぽい成人向け作品とかは初見でも観たり読んだりできます。
想定外の結末になることがほとんどないので。
のんのんびよりなら川に流されても安心

まとめると、最後までどんでん返しが起こりうる物語を黙って眺めることに対して恐怖心がある、という感じです。

この夏、頑張ってサマーウォーズを見た

そんな私ですが、先日「サマーウォーズ」の再放送を見ました。
新しい映画を観るのは多分4,5年ぶり。

僕にとっては人生の一大イベント

観ようとした動機はもはやサマーウォーズが周りの暗黙の了解になりつつあったことと、SCRAPがサマーウォーズのオンライン脱出ゲームを企画したことです。
販促としては大成功

さて、この作品はつつがなく見終えることができました。
面白かった。

なぜちゃんと見れたのかというと、それはやはり「よろしくお願いしまあああああああす!の存在と「主人公がRSA暗号を解く」という展開を前もって知っていたからです。
何らかの危機が迫るが、主人公がRSA暗号を解きそしてよろしくお願いすることによってその危機を回避できるという展開になるだろう、ということが分かっていたから観ることができた、ということになります。
小説を後ろから読んだ時と同じ効果が表れているんでしょうね。

言い方は悪いですが、軽微なネタバレがインターネットの世界で当然のものとして共有されていたおかげで観れたといっても過言ではないです。
バルス

これからどうやって映画を観よう

さて、この映画の見方、おそらく物語好きの一部の人からはクレームが来ると思います。
というのも私が苦手としている「見えない結末に向かって黙って進んでいく」ことは本来「ワクワク感」みたいなものと直結していて、それは本来的には映画を観る動機として想定されているはずだからです。

でも私はそれを心理的に忌避してしまっている。
だから映画を観る動機にはなり得ない。

じゃあ映画を観なければいいという話ですが、それでも「ストーリーを楽しみたい」「映画の世界を体感したい」という気持ちは同時に存在しています
一度見てしまえば後には「面白い」という感情が残るので。
周りの話についていきたいとかこれは履修しなければならないとか、そんな邪な感情は抜きにしても観てみたい作品はあるわけです。

だから今の私が映画を観るとしたら、あらすじや結末をある程度前もって理解したうえで、その結末に至るためにはどのような過程をたどったのかということを楽しみにしながら視聴する、という方法しかありません。

これは作品の楽しみ方としてどうなんだろう……

 

というわけで、私の「物語」に対する立場を書いていきました。
ハードルは依然として高いのですが、それでも作品を好きになりたいという気持ちはあるので何かオススメの作品とかあったら教えてください。
あと、「自分も物語に対して恐怖心がある」とか「こうやって克服した」とか、そういう話があればTwitterで引用とかして教えていただけるとありがたいです。

それでは。

未分類,雑記映画,物語

Posted by Nagoma