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月刊「謎界隈」2022年9・10月号

2022年12月5日

こんばんは。ナゴマです。

11月に差し掛かりました。
もう今年も終わってしまう……

諸事情で9月号が出せなかったため、前号に引き続き今月も合併号です。
月刊とは何だったのか

今月もまた、謎解き界隈(付近)で流行った知的エンタメ・ゲームなどの話題を一気にまとめていきたいと思います。

カキキル

前号(7・8月まとめ)はこちら。

それではレッツゴー

この記事は、主にTwitterに投稿されたツイートを引用する形で作成しているものです。そのため、ツイートやアカウントの削除・非公開アカウントへの設定変更などによって元ツイートを見ることができなくなっている場合があります。ご理解のほど、よろしくお願いします。

今月のオススメWeb謎

今月公開された数多のWeb謎のうち、個人的に面白い!すごい!と思ったものや特に話題になっていたものを紹介していきます。
独断と偏見によるピックアップです。

※公開日時の順に並べています。

小1で習う漢字謎

  • LINE謎
  • 初心者~中級者向け

AnotherVisionのちーたー(@Cheetah_math)さんによるLINE謎です。
タイトル通り、テーマは「小1で習う漢字」。
スタンダードな知識をもとにした、とても整った作品です。
「これぞLINE謎」というかんじの良作です。

Picture

  • Web謎(スマホ推奨)
  • 中~上級者向け

江戸川(@edodo2)さんによるWeb謎『Picture』です。
サイトで解くタイプのWeb謎ですが、今までに見たことのないタイプの謎解きになっていました。
初見では戸惑う部分も多かったですが、根気よく考えているとしっかりひらめけるのが楽しい。
遊びの密度が非常に高い作品です。

heart

とと(@to_to_0121)さんによるWeb謎、『heart』です。
試行錯誤しながらWeb上のギミックに法則を見出し、クリアにたどり着く……という、いわゆる「宇宙謎」に分類されるものかと思います。
その中でもこのheartはとっつきやすく、それでいてしっかり解きごたえがあり、いろんな人にお勧めしやすい作品。

同氏は9~10月の間に他にも5つもの作品を公開しています。
ハマった方は要チェック。

すべてが になる

  • Web謎
  • 中級者向け

れーふぉ(@re_fort)さんによるWeb謎、『すべてが になる』です。
雰囲気のある特設サイトでミッションをクリアしていきます。
謎がステージごとに小分けにされており、手軽ながらも満足度の高い謎でした。

今月の流行コンテンツ・話題まとめ

このコーナーでは、今月のタイムラインで頻繁に見かけたコンテンツ・話題全般を紹介します。
謎解きに限らず、いわゆる知的遊戯を幅広くまとめていこうと思います。

24時間リドル~ワイは机に巣食う~

じざにあ(@zizanianother)さんによって開催された謎解き出題イベント『24時間リドル~ワイは机に巣食う~』です。
24時間テレビのパロディ企画のようで、「24時間ずっと制作者がリアルタイムで謎を制作し、1時間ごとに投稿していく」というかなりハードなものになっていました。
謎を作ったことがある人ならこの苦しみは分かるはず。

じざにあ氏はデザイナーでもあるため、過酷な企画ながらも非常にビジュアルの完成度が高い謎が投稿されていきました。
また、「最終問題」も用意されていたようです。
謎のアーカイブと解答・解説はすでに公開されているので、気になる方は要チェック。

また、この企画の中で登場したイラスト分解クイズは、RIDDLER社のYouTube企画「リドラの週2謎」でも扱われています。
無限に遊べるフォーマットの発明、良いですよね。

鑑定謎

過去の月刊謎界隈でも何度か紹介した謎出題プラットフォーム「NazoGram」に、新たなフォーマットが追加されました。
その名も「鑑定謎」。

https://twitter.com/Nazo_Gram/status/1569928986956034048?s=20&t=SxIOH1wyuAmQoBP0Zjv-RA

KaDi(@KaDi_nazo)さんによって考案された、「ある謎が選択肢のうちどちらに該当するか」を選んでいくシステムです。
選択肢がずっと固定された択一クイズ、みたいなイメージですかね。

簡単な謎を素早く解いていくものから複雑な計算を要求する者、果てはただのクイズまで、すでに20個近い数のコンテンツが公開されています。

個人的なオススメはやはり原点の作品であるKaDiさんの「ひよこ鑑定謎」ですね。
なかなかの爽快感を味わえることかと思います。

優秀なシステムのおかげで解くのも作るのもとてもお手軽、競技性も高く楽しいという、流行してほしいジャンルのひとつです。

全日本謎解き戌選手権(仮)

全日本謎解き戌選手権(仮)は、9月から10月にかけて開催された、「謎が解けるそこそこ偉い人」を決める謎解きコンテストです。

零狐春による「謎解き王トーナメント」のリスペクト企画かと思われます。
複数のブロックで予選を行い決勝ブロックで優勝者を決める……という本格仕様なのですが、スタッフロールを見る限り制作者はg.cctie(ゐぬ)(@CctieG)さん一人だったようです。おそろしや

アーカイブは全て公開されており、公式LINEを通して各ブロックを遊ぶことができるようになっています。

ツイッターのあんたがたに挑戦します2022秋刀魚

 全体戦謎解きシリーズである「あんたがた」が開催されていました。
 この前2つほど開催されたばっかりだった気がしますが……すごいペースで開催されている……

高難易度の謎を解く→場所を示すものが答えになる→その場所で行動をとると次の謎が得られる……という繰り返しで進んでいく、宝探しのような謎解きイベントです。
難易度や巧妙さが年々パワーアップしているような印象を受けます。どこまでいくの
今回の作品で、はたから見ていて一番印象的だったのは「関数グラフで家紋を描く」ものでした。

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