「ハッカソン謎王」なる企画を開催した話【謎大関西オンライン】
どうも、おはようございます。
ナゴマです。
先日「謎大関西オンライン」というイベントに参加しました。
関西の大学(主に京都大学)に通う謎好きの学生や学生だった人たちや学生ではない人たちが集まるオンラインイベントで、様々な企画を持ち込んで実施することができます。
「頭脳主」や「n人の壁」といった企画が開催される中、私が持ち込んだのは「ハッカソン謎王」という企画でした。
これは先日開催されて大盛り上がりだった「謎王」という企画をオマージュしたものです。
[blogcard url="https://nazotoki.tk/nazo_king/"]
この謎王の決勝では、選ばれし10人の謎制作者がテーマを与えられ1週間で謎を制作します。
そして審査員による講評を経て最も優秀な謎を作った人が王になるわけです。
決まったテーマが存在し、1週間というそこまで長くない期間が設定されているため、各制作者の個性や傾向がはっきりと見えて面白いイベントでした。
このイベントをどうにかして開催したい!
でも1週間も拘束できるほどしっかりした運営はできない!
じゃあ決勝を1時間でやってしまおう!
そんな感じでハッカソン謎王を企画・提案し、開催することになりました。
謎大関西オンラインの参加者の方々が積極的に参加してくれたため、謎の投稿数も相当数にのぼり、非常にボリューミーな企画となりました。
若手層の一角が大先輩たちに「1時間で謎作れ!」とか言ってる図
投票を行い、高評価だった作品は一般公開しています。
ルールと運営方法
さて、このハッカソン謎王を運営するにあたって当然本家謎王を参考にしたわけなのですが、こちらは運営が一人ですし、短時間で行う都合上投稿・投票用サイトも凝れません。
というわけで色々本家のルールを簡略化しながら行いました。
本家では投稿された謎は審査員の方々に100点満点で点数を付けてもらうという形式(M-1形式)を取っていましたが、そんなものを準備している暇はなかったので参加者が同時に審査員を兼ねるという形式で行いました。
(関東の知り合いを集めて審査してもらうという案があったのですが、リアルタイム性が高すぎて上手くいきそうになかったので止めました)
また100点満点で評価するのはかなり集中力のいる難しい作業になるので、最も好きな謎に2点、2番目に好きな謎に1点を入れるという形式(疑似旧R-1形式)でした。
当日の流れですが、まず企画要旨の説明とテーマの発表をZoomで行い、その後投稿用のGoogleフォームを共有しました。
テーマ発表後1時間経ったらGoogleフォームに溜まった謎を一つずつLINE公式アカウントを用いて実装します。
そしてそのLINEアカウントを共有して作品を見てもらい、数時間経ったら投票用のフォームに溜まった結果を集計して結果発表という形にしました。
これで何とか1人運営が成立します。
テーマのある謎作り
さて、先ほども少し触れましたが、この企画にはテーマがありました。
本家謎王は「時間」でしたが、ハッカソン謎王のテーマは「円」です。
そして、テーマとして提示したのは「円」一文字だけです。
つまりこれを「〇」と読んでも「¥」と読んでも「まどか」と読んでも良いわけです。
実際に集まった謎を見ると様々な解釈のものがあってめちゃくちゃ楽しい。
円広志が2人いました。
こんな感じのある程度制限を設けた謎制作ってとても面白いな、と思います。
制限があるからこそその枠内でどれだけ暴れられるか、どれだけ美しくまとめられるかといったことが意識されますし、テーマが同じであるため制作者ごとの個性がはっきりと浮き出てきます。
同様に制限のある企画のひとつにFFBASさんの「こたえがりんごになる謎王」があります。
[blogcard url="https://applenazo.ffbas.com/"]
また、少し趣旨は異なりますが、除夜謎2020の11月「IgetA」も制限のある制作をしています。
謎の画像制作時にすでに中央の井桁が含まれた状態からスタートしたらしい。
[blogcard url="http://nazo.pics/series/joya2020/"]
こういう企画は結構好きなのでもっと開催してほしいしもっと参加したいな~と思っています。
ハッカソン謎王は審査や結果発表も含めると1日かかってしまうのでなかなか頻繁には開催できませんが、機会があれば是非第2回も開催したいなと思っています。
次は一般向け開催で……とか考えたけど問題実装が大変そう。
この辺は工夫の余地ありですね。
ではまた。