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【約ネバ脱出】全く原作を知らないコラボ謎解きに参加しました【ネタバレなし】

こんにちは。ナゴマです。

この記事は、SCRAPさんが制作したリアル脱出ゲーム「偽りの楽園からの脱出」「人喰い森からの脱出」の感想記事になります。

公式サイトはそれぞれこちら。

[blogcard url="https://realdgame.jp/neverland/"]

[blogcard url="https://realdgame.jp/neverland2021/"]

「偽りの楽園からの脱出」公演情報

【公演情報】
形式:ルーム型(1部屋に1チーム)
人数:1チーム10人
所要時間:公演60分、解説含め約80~100分

まず、リアル脱出ゲームと「約束のネバーランド」のコラボイベント第1作目となる「偽りの楽園からの脱出」に、リアル脱出ゲーム大阪恵美須町店にて参加してきました。
2021年8月ごろの話ですね。
楽園は「ネバーランド」と読みます。
漢検範囲外の読みです。

最初にこの公演が公開されたのは2019年ですが、2021年に入ってから再演が行われました。

原作を知らなかったけど十分楽しかった

さて、これは「約束のネバーランド」とのコラボ公演だったわけですが、この公演に参加した時点では私は約ネバの原作を一切読んだことも観たこともない状態でした。

じゃあ何で参加することにしたのかというと、私の所属している謎解きサークルの近隣にある謎制作団体(京都は学生団体がめちゃくちゃ多いのでこんな回りくどい書き方になります)に約ネバが好きな人がいて、メンバーを集めて参加しようというお声がけがなされたのでそれに乗っかった、というわけです。
なんとなく原作の世界観は知っていたのですが、もちろん核心的な内容は一切知らない状態でした。

そんな状態で公演に挑み無事脱出成功したわけですが、原作を知らないせいで脱出ゲームとしての面白さが損なわれるようなことは一切なかったと思います。

というのも、この脱出ゲームにおける参加者の状況や世界観については事前にある程度の説明があるからです。
公式ホームページにもすでに「STORY」としてどのような設定でのゲームが展開されるかは書いてありますし、公演を遊んでいるうちに次第に物語世界に馴染んでいくことができるようになっていたと思います。

それでいて、原作の結末や重要事項についてのネタバレのようなものはほとんどなかったです。
ストーリーはオリジナルのものですので、安心してクライマックスを迎えることができました。
いや、もちろん私は原作を知らないのでどれがネタバレだとか判断することはできないわけですが、少なくともこの公演に参加したせいで「原作を読んでみよう」となる気持ちが削がれるようなことは全くありません
原作を知っている同伴者を見ても「それ言っていいの……」というような変な雰囲気になっていることはなかったですし、むしろオリジナルのストーリーの出来にも十分満足しているような様子でした。

原作の世界観をベースにオリジナルのストーリーでネタバレを極力避けた公演を作り、それでいて原作ファンも満足するような作品に仕上げる……
なかなか難しい営みだと思いますが、それを実現して届けてくれる制作者の方には頭が下がります。
ちゃんと原作が好きな人がいないとこういうのは作れないよな……

「人喰い森からの脱出」公演情報

【公演情報】
形式:ホール型(大きい部屋に複数チーム)
人数:1チーム最大4人
所要時間:公演60分、解説含め約110分

次に、その続編にあたる(という扱いでいいんですかね……?)「人喰い森からの脱出」にもリアル脱出ゲーム大阪心斎橋店にて参加しました。
2021年12月、つい先日の話です。
こちらはルーム型だった「偽りの~」とは異なりホール型でした。
また、「偽りの~」に参加していなくても問題なく楽しめるようになっています。

参加すればするほど原作が気になる

さてこちらも原作を読んでいない状態で参加しました。
つまり、「約ネバ」についての前情報が先ほどの「偽りの~」しかないという状態だったわけです。

ですが、オリジナルのストーリーで十分楽しめ、かつ原作の楽しみも削がないという点は「偽りの~」と同じでしたし、むしろ「そろそろ原作に触れてみようかな~」という気持ちさえ誘起するものでした。

このコラボ公演というものは、いわば「原作の世界観を垣間見る」行為です。
物語の世界には入るわけですが、自分がその作品の主人公となるわけではない(これは作品によるのかもしれませんが……)ので、部分的にのみ触れることになります。
だからこそ、参加すればするほど原作に興味が湧いてきます。

もちろんコラボイベントの主目的は、原作ファンにその世界を楽しんでもらえるようなイベントを作ることなのだと思いますが、リアル脱出ゲームから原作を知って手を伸ばすというのもアリかもしれないな……と思いました。

私は普段マンガはあまり読まず、アニメも苦手なのですが(参考記事)こうして作品の存在を知ることができたのだからいつかの機会に作品に触れてみようと思います。
でもなんかメディアミックスが進んでてどれから手を出せばいいのか分からない……誰か教えて……

 

今日はコラボイベントについて、感想を色々書いていきました。
「体験型」ゲームを売りにしているだけあって、リアル脱出ゲームはこういう方面にも強いのだな、と改めて認識した感じです。

ではまた。