【感想】ルールオブルール【ネタバレなし】
この記事は謎解きイベントの個人的な感想記事です。
公演内容に関する直接的なネタバレは含みませんが、雰囲気や難易度などについての情報、公演に参加済みの人にしか制作サイドに向けたコメントを含む可能性があるため、「真っ新な状態で公演に参加したい!」というような人はブラウザバックをオススメします。
6月の土日にふらっと新幹線で東京に出向きました。
今回のお目当てもまたいくつかの謎解き公演。
まず向かったのはタンブルウィードの謎解きcafeスイッチで開催されていた「ルールオブルール」。
この公演の初演は2020年1月とかなり前です。
僕はまだ高校生の時……
しかしその後も何度か再演され、普段僕と関わりのある人のほとんど全員が推薦してきました。
「次に再演されたら絶対行く」と約束しており、今回の遠征を決めたきっかけでもあります。
何なら作った人にもそろそろ来いと言われてた
感想・印象
成功しました。
引くほど面白かったです。
実装がすごいです。
出てくる謎がすごいです。
キャストがすごいです。
そして、こういった「すごさ」が全て、ルールオブルールという作品の面白さに直結しています。
タイトルと「難解なルールのなかで……」という公演紹介から、同じくタンブルウィードのLEVEL10のように無機質なコンテンツを想像していたのですが、どちらかというと破天荒というか、かなりはちゃめちゃで愉快な設定と内容だったように思います。
しかし、この愉快な要素は全てこの公演の謎を裏打ちしており、登場するもの全部が何かを成り立たせている……と。
とても丁寧に作られているように感じましたし、それゆえに遊びやすく、出題される謎としっかり向き合うことができました。
参加した人みんなが推薦してくる理由が分かりますし、今後は僕も推薦する側に回ることになると思います。
4人チームのうち3人が自分が今いるサークルのENIG-ROID所属・出身者で、同じ場所で制作をしたことがある人たちだったわけですが、「こんなん作れんで」とか「めちゃくちゃすごいことをしている」とか、感嘆と困惑が入り混じったような声を上げていました。
ただ、最後の謎を解く順序を間違えたというか、軽く破壊してしまったのは少し勿体なかったなと思います。
メタったというより早く気づきすぎていた感じ。
まあそこで時間に余裕ができたぶん色々な要素を反芻できたので結果オーライではありますが……
そういえば、僕が参加した回は自分のチームが20分残しの単独成功という、珍しい戦績でした。
再演されまくった4年前の公演をまだ知らない人を搔き集めて固めていくとこういうことにもなるか。