史上最大規模の謎解き大会、ちょっとだけテレビ出演させてもらいました。【謎解き日本一決定戦】
おはようございます、ナゴマです。
先日、RIDDLER社が手掛ける「謎解き日本一決定戦」の最終予選・決勝戦の様子が地上波で放映され、謎解きファンの間では話題が持ちきりになっていました。
実は、当ブログの管理人であるナゴマもこの最終予選には進出していたため、モニター越しではありますが少しだけ出演していました。
今回はこの大会における個人的な記録を備忘録として残しつつ、250人しかいない最終予選の出演者としての感想を書いていきたいと思います。
1次予選~2次予選
1次予選・2次予選は全てLINEなどの簡単な媒体で行われ、期間内ならいつでも挑戦できるという形式でした。
予選に参加するハードルがかなり低かったのが大きな特徴なのかな、と思います。
運営スタッフ側からの発表によると、1次予選には50000人もの人が参加していたようです。
実は、この段階では私はこの大会に参加することをあまり真剣には考えていませんでした。
流れてきたツイートから見ることのできる謎が気になったからただ解いた、というだけだったのですが、気付けば3次予選への出場権を獲得していた、というわけです。
大会に臨む者の態度としてはあまり相応しくない形だった……と言われてしまうかもしれません。
しかし、このように「ちょっとやってみるか……」ぐらいの気持ちで大会に参加することができたというのが、今回の盛り上がりに一役買っていたことは間違いないと思います。
3次予選
ここまでは数万人単位の人が予選を通過することができたのですが、3次予選では10000人が一気に100人に絞られます。
1%しか通過できないという超難関です。
この予選はLINEを用いた一斉開始・先着順通過という、かなりハードな形式です。
期間内に答えを送信さえすれば通過できた1次試験・2次試験とはかなり違って、ちょっとでも遅れると容赦なく通過枠が締め切られる形になっています。
私はこの予選の当日に関東で用事があり、帰りの新幹線内で予選に挑む予定でした。
座席のテーブルに筆記用具も準備して万全の形……だったのですが、LINEのシステムトラブルが発生し開始時刻が延期に。
これにより開始時刻と乗り換えのタイミングが重なり、3次予選通過が絶望的になりました。
実際、電車を乗り換えてLINEを確認できるようになったタイミングではほとんどの枠が埋まっていたようで、この3次予選を突破することはできませんでした。
とはいえ、このシステムトラブルに対する運営さんの対応は極めて迅速なものであり、大部分の人にとってはあまり支障のない形で復旧することができていたと思います。
起こってしまったシステムトラブルは仕方のないことですが、それでも多くの人に楽しんでもらいたい・公平な大会運営をしたいという気持ちが伝わってきました。
謎解きの団体を運営している私には、このリカバリから学ぶ点がたくさんある……
まあ、後追いで3次予選を解いた時は結構迷宮入りしたので、時間通り新幹線内で臨めていたとしても通っていたのか怪しかったのですが……
ちなみにここまでの予選は全てアーカイブになっており、公式LINEアカウントからチェックすることが可能です。
どのような問題を通して戦いが行われていたのか、気になる方は要チェック。
追加3次予選!?
3次予選で敗退し、もうプレイヤーとしては縁がない大会かな……と思っていたのですが、ここで運営から「追加3次予選をやるよ」というアナウンスが。
先ほどのシステムトラブルを受けて、ちゃんと参加できなかった人に対する救済措置を行うということです。
日時的にも自宅でゆっくり腰を据えて解けるものだったので、これに全力を注ぐことを決めました。
とはいえ、通過枠は3次予選よりもさらに小さい25人。
大激戦が予想されます。
追加3次予選もアーカイブが公開されているため、今から遊ぶという方もおられると思います。
ですのでネタバレを防ぐために少しぼかすのですが、追加3次予選は「引っ掛けがないと明言されており、大量の謎を猛スピードで解く能力が求められる謎解き」でした。
つまり、出題された問題を何も疑わずに解き、解答すればよいということ。
純粋な速解きの大会でそれなりの結果を残したりしている私にとっては、最も得意な形式でした。
さて、その結果ですが……無事通過を果たします。
予選を通過できた人には、通過したことをTwitterで知らせるリンクが送られてくるのですが、このツイートを送信したのが日本で一番速かったらしいです。
実際の正確な順位は分からんけどね……
後からLINEを見返すと、出題開始から解答を送信するまでの時間は3分ほどだったらしいです。
謎は10問以上あり、ラストも決して簡単なものではありませんでしたが、様々な要因が上手いこと噛み合って、このように爆速で解くことができました。
ということで、このタイミングで最終予選への進出とテレビ出演が確定しました。
最終予選
最終予選はZoomを利用した謎解きバトルです。
3次試験まではソロ参加が可能だったのですが、ここからはペア参加となります。
ここまで来れるとは思っておらず、ペアのことを全く考えていなかったので困っていたのですが、サークルの先輩に無理を言ってペアになってもらいました。
ホンマありがとうございます。
最終予選内にもいくつかのステップが設けられており、各ステップで一定数が脱落するという、シビアであること極まりない方式でした。
ペアの相方とはZoomとは別にLINEでやり取りをしており、そちらで雑談などをしながら出題を待つというような状態でした。
直前にZoomのカメラが接続できないという事故が発生し、めちゃくちゃ慌てていたのですが何とかなりました。
Zoomの更新はこまめにやりましょうねホンマ……
さて、迎えた最終予選の1ステップ目。
ここで僕は盛大なやらかしをしてしまい、最初のステップで脱落してしまいます。
焦って解答を送信した後に本当にやるべきことに気付くという、速解きではよくあるパターンのミスです。
笑うしかない。
残念な結果に終わってしまいましたが、速解きプレイヤーとして、今回のミスから学ぶものはかなり大きかったです。
精進していきたい。
どんなミスを犯したのかは詳しくは述べられませんが、この最終予選の様子は事前番組としてテレビで放映されましたので、そちらを確認すれば何となく察していただけるかと思います。
ちなみにめちゃくちゃ分かりやすい位置で映ってます。
番組はすでに放送終了しましたが、放送終了後一定期間はTVerで無料配信されるということですので、どんな戦いが行われていたのかを知りたい人はお早めに視聴することをオススメします。
最後に
最終予選で敗退するとその時点でZoomからも脱落になるため、これ以降の様子はテレビ番組を通して視聴することになります。
ですので、参加録はここまで。
後ほど視聴録の方も記事にしたいと思っていますのでお楽しみに。
残念ながら決勝にたどり着くことはできませんでしたが、このように自分が当事者となって盛り上がることのできるエンターテインメントの機会を与えてくださったRIDDLERの皆さんとMBS・TBSの皆さんに感謝です。
本当に楽しかったです。
ありがとうございました。
今後も、このようなバラエティ性と競技性を兼ね備えた謎解き大会が盛んになることを願っています。